「河川砂防計画部」では、河川の護岸整備や落石・雪崩への対応設計など、地域の安全を支える土木設計を担当しています。 先日も富士山の現場調査に行きましたが、ブルドーザーの荷台に乗せてもらって八合目まで運んでもらい、雪崩対策施設の点検をするというなかなか経験できない仕事をしました。
業務の8割は内業です。現場で原因を調査してきたら、社内で地質や地形を整理し、どんな構造物が適しているかを比較検討して、施工計画や図面の作成、概算工事費の算出まで一貫して行います。とくに難しいと感じるのが施工計画です。「道路の片側は通さないといけない」「山が近接していて空間的に余裕がない」といった制約の中で、最適な手順を考えるのが一番頭を使うところです。
やりがいを感じるのは、自分が立てた施工計画通りに現場が動いているときと、工事が完成したときの2つです。難しい条件の現場ほど、完成したときの達成感はひとしおですね。
今年第一子が生まれ、4月に1ヶ月間の育休を取得しました。妊娠が分かった頃から、上司や周りの方が「いつから休むの?」と自然に声をかけてくれていたので、取ることへの迷いはほとんどありませんでした。社内でも男性の育休取得の前例があり、取りやすい雰囲気が整っていたことも大きかったと思います。
4月を選んだのは、公共事業の年度末は業務が集中するため、仕事が落ち着くタイミングを自分で見極めてのことでした。安心して休めるタイミングを選べたことで、育児に全力で向き合うことができました。
育休中は夜泣きやオムツ替えなど、「休んでいる」というより「別の仕事をしている」ような1ヶ月でしたね。復帰してから一番実感したのは、妻が一人で赤ちゃんと向き合うことの大変さです。育休を取ることで初めてわかったことで、これが一番大きな収穫だったと思っています。
復帰後は、できる限り定時に帰るようにしています。夜7時を過ぎると子どもが寝る準備を始めてしまうので、それまでにお風呂に入れるのが今の日課です。
急な対応が必要な場面もあります。先日も子どもの健診で午前中だけ休む予定が急に午後も必要になりましたが、同じ課の先輩がすぐに打ち合わせを代わりに行ってくれました。こういうときにさりげなくフォローしてもらえる雰囲気が、安心して子育てできる理由だと感じています。復帰後は子育て経験のあるパートスタッフの方から育児のアドバイスをもらう場面もあり、職場の中に頼れる人がたくさんいると実感しています。