「保全計画部」では、橋やトンネルの点検と補修設計を主な業務としています。点検では実際に現場へ出向き、損傷の状態を確認します。コンクリートにひび割れを見つけても、それが大したことのないひび割れなのか、危険なひび割れなのかは、構造をきちんと理解していないと判断できません。点検をしながら知識が身についていく感覚があります。
補修設計では、複数の基準書を読み解くところから始まります。山梨県の基準、国土交通省の基準、協会が出している基準など、分厚い冊子が何冊もあって、その条件を整理するだけでも相当頭を使います。そこから設計計算を行い、図面を描き、施工計画や工事費の算出まで、一つの業務の中でやることがとても多いです。
やりがいを感じるのは、図面が仕上がったときですね。さまざまな条件や制約をクリアして、ようやく完成した図面を見るときの達成感は格別です。
入社前は「橋の専門家」になるようなイメージを持っていましたが、実際は橋・トンネルだけでなく、砂防堰堤(土砂崩れを防ぐための堤防)や法面(山の斜面に設置されるコンクリートの保護設備)など、さまざまな構造物に携われることがわかりました。河川や道路など専門に特化した他の部署とは違い、保全は幅広い構造物を扱うところが大きな特徴です。
また、コンクリートの橋、鉄の橋、アーチ型の橋など、橋といってもつくりはさまざまで、毎回新鮮な気持ちで現場に向き合えます。ルーティンの仕事のようで、実は毎回違うものを見ているという面白さがあります。
また、実際に文系出身の未経験から入社して、10年以上点検を続けている先輩もいます。専門知識がなくても長く活躍できる仕事だと思います。
基本的に土日祝日はお休みで、残業代もしっかり支給されます。土木業界はハードというイメージがあったのですが、入社してみると思っていたよりずっと休みは取れています。土曜日に出勤することも年に数えるほどで、しかも「平日に少し遅くまで頑張れば土曜は休める」というように、自分で調整できるのがありがたいです。
休日はジムで軽く運動したり、絵を描いたり、ディズニーランドに行ったりと、趣味が多くて忙しいです(笑)。幅広くいろんなことを楽しんでいます。仕事もプライベートもしっかり充実させていけるのが、サンポーで働く魅力のひとつだと実感しています。