私は「構造計画部」で橋梁の新設や補修の設計を担当しています。これまで関わった案件は、県内の橋梁の補修が多いです。設計の仕事なので、就職活動をしている頃は会社内で図面を描いたり、計算をするという「インドアな仕事」というイメージだったのですが、実際に仕事を始めてみると、意外と外に出ることも多かったです。担当する橋が決まり設計に取り掛かる時には必ず現場に行って、どこがどの程度損傷しているのかというのを確認します。ここまで外に出るとは想定外でしたが、入社以来、構造計画部の仕事を充実感を持って続けられています。
毎回新たな現場を担当するので、飽きずに、常に新鮮な気持ちで仕事と向き合えます。やりがいを感じるのは、自分の描いた図面に沿って工事が始まるのをみた時です。「いよいよ形になるんだ!」とワクワクします。
職場の雰囲気は、とても静かだと思います。皆黙々と集中して作業をしていますね。もちろん、上司や先輩に相談などがある時は、話しかければ皆優しく対応してくれます。私の仕事は、自分の設計で工事に掛かるお金の額が変わってしまいますので、とても責任を感じることがあります。だからこそ、必ず上司と情報を共有して、時には判断を仰ぎ、一人で抱えないようにしています。
勤務中の癒し時間は、午前と午後にある「15分休憩」です。この15分休憩のおかげで集中力を保てていると思います。元気な人は、隣の公園に散歩に行ったりしているんですよ!私は一歩も動かずに、甘いおやつを食べながら、スマートフォンをみて過ごしています。休憩室もあって、お昼ごはんは皆そこで食べています。お昼ごはんは、お弁当を持ってきている人が多いですが、仕出しのお弁当を注文することもできます。朝注文すると、お昼には届きます。私もたまに利用するのですが、おかずの品数が多くて飽きることもないですし、コンビニで買うよりお手頃なのでとても嬉しいです。お昼休みや15分休憩のちょっとしたオフの時間にとても癒されています。
確かな技術が身につき、安定的に仕事が続けられる、というところです。私たちが関わらせていただくのは人々の生活に欠かせない部分なので、景気に影響されることも少なく「仕事がなくなったらどうしよう」という不安はほとんど感じたことがありません。
そして、設計という専門技術を持っているので、その技術が自分の人生の支えになると思っています。もちろん、技術を身につけるためには努力も必要です。振り返ってみると、入社してからずっと学びが続いている気がします。経験とともに知識も身についてきますが、今後はコンクリートに関する資格や、技術士の資格取得を目指して、学びを続けていきたいと思っています。