私が担当しているのは、橋やトンネルの点検や補修に関する業務です。山梨県や県内の各市町村が管理する県道や市道には多くのトンネルや橋があります。県や市町村から依頼を受けて、そのトンネルや橋が安全な状態かどうかを調査します。9月、10月、11月は現場に出ていることが多くて、月の半分くらいは外にいます。まだまだ暑い時期なので、体力勝負だな、と思います。
保全計画部は、他の部署に比べると「自分が設計する」という機会が少ない部署です。それでも、ごくたまに小さな現場の補修設計をすることがあります。正直にいうと、点検をしているときより設計の仕事をしている方が楽しいです。以前、ちょっとした補修の設計を担当したことがあります。現場は山沿いの道路で、その道は雨が降ると土砂が流れ込んでしまい、道が塞がれてしまっていました。それを防ぐために、道路の下に水路を通すという計画で、私が設計も担当しました。自分が設計したものの工事が行われて、完成するのを見ると本当に楽しいですし、やりがいを感じましたね。
内勤の時は先輩がすぐ隣に座っています。だから、わからないことがあったらすぐに質問できますし、とても丁寧に教えてくれます。親切な方が多い職場だと思います。先輩の凄さを実感するのは現場に出た時ですね。点検の時は、すぐに補修が必要かどうかしっかり判断しなくてはいけません。もし間違った判断をして、危険な状況になってしまったらどうしよう、と不安に感じることも多いです。そんな時、一緒に現場に出ている先輩が「これはまだ補修しなくても大丈夫。」としっかり根拠を説明しながら一緒に考えてくれます。知識や経験が豊富な先輩の言葉は勉強になりますね。
残業は、時期によってはしなくてはいけない時もあります。でも、きっちり残業代もつきますし、休みもとても取りやすいです。友人の話を聞いていると、休みが取りにくい雰囲気の会社もあるようなので、サンポーは恵まれていると感じました。実は最近、新婚旅行のために一週間休みを取りました。その休みも、先輩から「いつ取るの?」と聞いてもらえて、とても快く休ませてもらえたので嬉しかったです。
収入も少ないという感覚はなく、ボーナスもしっかりいただけるので、不安はないですね。結婚式も無事行うことができて、新婚旅行も一週間沖縄を満喫してきました。収入は安定していると思います。でも、結婚したことで「簡単には仕事をやめられないな」という責任感はより強くなりました。将来的には、家も建てたいし、子どもも欲しいと思っています。サンポーでしっかり働いていれば、その夢を叶えられると思っています。
今後は、しっかり資格を取得し、信頼される技術者になりたいです。具体的には「コンクリート診断士」という資格の取得をしました。仕事をしながら勉強するのは大変ですが、資格の勉強が現場での判断の参考にもなっているので、「為になっているんだな」と実感しています。サンポーは、資格を持っているとその分の手当がついたり、資格取得のための金銭面のサポートもしてくれるので有り難いです。資格をとって、同僚や取引先の方に信頼される人材になりたいです。