最初は公務員を目指していて、大学4年生の夏まで公務員試験を受けていました。大学では土木の勉強をしていたので、公務員になって山梨の土木行政に関わりたいと思っていました。でも、試験を受けているうちに気持ちが変わりました。大学3年生の時に、サンポーではないのですが、建設コンサルタントの会社にインターンに行っていて、その時「設計の仕事って面白いな」と感じたことを思い出したんです。早速大学の先生に相談して、それなら県内にサンポーという会社があると教えてもらいました。道路や橋などの大きな構造物の建設に携わる、という意味では最初に目指していた公務員と同じですが、技術者として深く経験や知識を積み上げ、自分を成長させたいと思い、公務員志望から方向転換し、サンポーの採用試験を受けました。
出身が韮崎なので、地元の近くで働けて転勤がない、というのもサンポーを選んだ決め手の一つでしたね。「道路計画部」では、道路を新しく作ったり、道路を広げたり、という設計をしています。私はまだ経験が浅いので、先輩の仕事のお手伝いをしています。仕事をしていていると、本当に毎日新しいことを勉強しているなと感じます。私は学ぶことが好きなので、しっかり知識を身につけて、早く一人前になって仕事を任せてもらえるようになりたいです。
私は小学校から大学までバスケットボールを続けていました。中学高校の部活では部長、大学のサークルでもサークル長だったので「リーダーシップがある」というところをアピールしていました。私は大学で土木について学んでいましたが、それはあくまで基礎知識で。社会人になって現場に出て初めて、構造物が出来上がるまでには、発注者がいて、その次に建設コンサルタントが入り、設計をする。そして最終的に施行業者さんが工事をするという流れを知ることができました。
「土木に関わる」といっても、自分はこの中の何がしたいのか、というのを明確にしておくといいと思います。そうすれば、面接でもしっかりと自分の思いも伝えられるし、就職した後の「こんなはずじゃなかった」を防げるのではないでしょうか。私が就いた建設コンサルタントの仕事は、自分の描いた図面が実現する、頭の中のことが現実になるワクワク感が醍醐味だと思っています。
社会人になってからゴルフを始めて、休みの日はゴルフばかりしています。父とコースに出たりすることもありますね。先日、会社の先輩に誘ってもらったのですが、毎週のようにゴルフをしているのでその回数の多さに驚かれました。
それと、大学3年生から今も、自分でお金を貯めて一人暮らしをしています。料理をするのが好きで、会社から帰って、その日の晩御飯と次の日のお昼ご飯をまとめて作ります。よく作るのは、とても簡単な親子丼。残業が少ないので、日々の生活リズムも大きく乱れることなく毎日過ごせています。サンポーでは70歳くらいまで働きたいですね。